こんにちは、ると(@parallel_root)です☆
突然ですが、私自身、
繊細(HSP)さんは、あまりアグレッシブなことはしないようなイメージを持っていました。
でも繊細さんだと名乗る私は、今までの人生でいくつかアグレッシブなことをしてきました。
もしかしたら前は「刺激探求型」の「HSS型HSPさん」だったのかもしれません。
ですが、それも今となっては昔のことのように感じます。今は、とにかく穏やかに、自分の世界を大切にしたくて、なかなか新しい刺激は求められなくなりました。 積極的に外の世界へは行かず、一人で黙々と何かをしている時が落ち着きます。
今日は、そんな私の過去のアグレッシブな経験・体験のうちの1つ「タトゥー」を入れた話をしていきます。
一部の人たちは「愛する対象との同一化」や「憧れの対象との同一化」を図るための自己表現の為の装飾道具に変化しつつあると主張している。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私も「愛する対象との同一化」なのかもしれません。
タトゥーをいれたきっかけ
話がガラリと変わりますが、
今から4年前くらいでしょうか。
当時、私にはとてもかわいがっていたペットがいました。
ファンシーラットのメル君です。
しっぽが付いた可愛いオスのネズミです。


メル君は、初めてお迎えしたラットでして、メル君をお迎えしてからの毎日はとても新鮮で、愛嬌たっぷりの可愛いしぐさやとても賢くて人間に対しても優しいところにとても癒されました。ですが、ラットの寿命は2年~3年と短く、メル君は3年生きてくれましたが、お別れはとてもつらく悲しかったです。
私が見守る中で息を引き取ったのを今でも鮮明に覚えています。メル君を手で支えていたので、メル君の心臓が止まる瞬間もしっかりとよく覚えています。(何故か冷静に、「あ、心臓が止まるのも人間と同じなんだ」と思ってました。)
メル君がお星さまになり、1年以上経ってからです。
美容の看護師をしていた際に、仕事の同僚から話の流れで「彫り師」を紹介されました。
同僚は腕に「波」のマークを小さく入れてもらっていて、それを見た私はタトゥーの話にとても興味がわきました。
身近にタトゥーを入れた人がいるととても心強く、私も入れたくなり、もし入れるなら「メル君がいい!」と即決でした!!
私の中で、メル君がいてくれたら
なんにでも立ち向かっていけそう!と当時つよく思っていました。

ザ・ネズミ―マウス・ラット・スナネズミ (ペット・ガイド・シリーズ)
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どんなタトゥー?
私のタトゥーのデザインは自分で決めました。

丸くなって眠るメル君とそのメル君が星を身にまとい、羽を生やしてパタパタと飛んでくれたら可愛いかな、とデザインしました。

可愛い寝顔ですよね。安心しきった寝顔なんです。
ちなみにこの子は「フーディット」という柄で「頭巾をかぶった」という意味。笑
黒い頭が頭巾をかぶってるようです。♪
タトゥーを入れるまで
デザイン決め
まずは同僚から聞いた彫り師さんのLINEより予約をし、お会いする日程を決めます。
それから一緒にデザインを決め、当日までに料金の支払いをして、実際にタトゥーを入れてもらいます。
彫り師さんは、男性の方でしたが、とても優しく、私のデザインも快く了承してくれて、彫るサイズや値段なども相談に乗ってくれました。彫師さんは、これからは彫り師がライセンスを持ち「アーティスト」と呼ばれるような時代が来てほしい、と熱弁されておりました。これからも頑張ってほしいです。
ちなみにお値段は、インクや施術に使う針(のようなもの)などもろもろ含めて3万円もいきませんでした。
当日
すごくワクワクしてました!!(笑)
私は、心の痛みには弱いけれど、物理的な体の痛みには強い方だと思っています。
タトゥーを入れることにも全く恐怖は無かったです。それよりも、たとえタトゥーであってもメル君と一つになれることがとても嬉しくて、楽しみでした。
施術
まず、皮膚両面の消毒→下書き(デザインをプリントし、インクのシールにして皮膚に貼り付けました。)

写真は、インクのシールを張り付けたとき。
すでに可愛い(反転してます)
場所は、左腕の内側に。
脇に近い位置のため、「正直ここめっちゃ痛いよ。大丈夫?」と言われましたが、メル君を密かに楽しみ、私の心臓の近くにいてほしかったので内側にしました。あとは、周りの人にあまりビックリさせたくないので、見えにくいところを選びました。
その後、1時間ほどかけて掘ってもらいました。
横になり、左腕は動かさないように意識し「気を紛らわすために」とアイパッドでアニメを見せてもらいました。(働く細胞を観てました。笑)
痛みは、正直すごく痛かったです(笑)
痛くない訳ないんです。
皮膚がゴリゴリとキリのようなもので彫られ、ジリジリと引き裂かれるような感覚・・・表現としては、カッターの先でガリガリ削る感じでした。彫り方によっても痛みは変わるようですが、メル君の体のラインを掘ってもらっている時が一番痛かったかもしれません。でも、色を入れるときは冷たくて気持ちよかったです。(痛み麻痺してたかも 笑)
経過

上から透明なテープを張ってもらい、帰宅。
写真は彫ってもらった当日の写真です。
赤くなって、皮膚は熱を持ってましたが、痛み止めなども必要なく、全然平気でした。
一緒にメル君と横になっているような気分☆

その後3日ほどでテープをとりました。
こんな感じです。(写真は反転しています。)
腕を下すとそこまでタトゥーは目立たず、腕を上げた時に見える感じです。
半袖のTシャツなら隠れて見えません。
これからどうするの?
私のタトゥーは、最初はその仕事の同僚と彼氏しか知りませんでしたが、1年以上たったのち、私の母に知られました。半袖の腕を伸ばした時に見えちゃったんです。
最初「何それ!どうしたの!?入れ墨??消えるんでしょ!?」と困惑した表情で、私に聞いてきた母。
私は、「消えないよ。消す気はないし。これからずっと一緒にいるんだよ。」って言いました。
内心とてもドキドキしてました。
きっと、私がタトゥーを入れたことを知ったら、驚かれるか、叱られるか、悲しまれるか、絶縁されるかも、と思っていましたので…。
ですが、母は「ごめんね。驚いたから。」とだけ言って、特に何か問い詰めることもなく、今も普通に接してくれています。すごくホッとしました。その後、ポツリポツリと「いつ入れたの?」「痛くなかった?」などと聞かれましたが、ちゃんと話しましたし、母も静かに聞いてくれました。
母は、私がメル君のことをすごく大事にしていたのを知っています。なので、いたずらにタトゥーを入れたとは思わず、見守ろうと思ってくれているのかな、と母の反応を見て思います。
ちなみに、現在もタトゥーをしている人は温泉は入れないといいますね。
タトゥーしている人は増えてきてると思うのですが、なかなか日本はタトゥーに厳しいです。
でも私はメル君と一緒にいられることがとても幸せなので構いません。
ちなみに彼氏は、何も言いません。
むしろ「可愛いね」って言ってくれて、とてもありがたかったです。
この先私が年をとってもメル君はずっと一緒。
おばあちゃんになったときどんな感じになってるかな(笑)周りから「これ何のマーク?」なんて言われるかも。
でも、私にとって大切な私の印。
何も後悔はしていません。
人生一度きりなので、気力が出てきたら、またいろいろやりたいことやっていきます☆
もちろんやるならば、慎重に考えて。
おわりに
今は、仕事のストレスもあり、なかなかアグレッシブなことや新しいことをやる気力は置きません。
でも、タトゥーを入れたときはとても積極的で、やりたいことやりたーい!!って行動力のある私だったのかも!
タトゥーを入れたことを話すと繊細(HSP)さんと名乗ることが失礼かな、って謎に遠慮したくなります。
でも、私はやっぱり中身は繊細さん。
このお話を読み、皆様はどう感じましたでしょうか。
こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

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